ラベル

2011年6月24日金曜日

ibisPaint


昨日買ったばかりのこのibisPaintというアプリ。なかなか面白い機能が付いてますよ。
さっそく一枚描いてアップロードしてみました。



作画過程を録画できて、そのままyoutubeにアップロードが出来ます。
facebookとtwitterとの連携もできるようです。
ぶっちゃけていうとiPad版お絵かき掲示板みたいなものです。
 ですが、ただのソーシャルペイントアプリかというと、そうでもないのです。
隠れた目玉機能としてアルファチャンネルレイヤーがあります。
 photshopなどで使える選択領域のチャンネルのようなものです。
簡単に説明すると、このレイヤーに単色で塗った部分を選択範囲として使える、ということです。
実際にやってみましょう。
まず、レイヤーアイコンからアルファチャンネルレイヤー(正式にはセレクションレイヤーだそうです)を選択します。 
そしてブラシツールを選びます。
どんなブラシでもOKですが、とりあえずペン(ハード)を選べば一般的な選択ツールと同じことができます。


そして選択したい部分を塗り潰します。
このとき、色は何でもかまいません。
ただし、透明度は反映されます。
とりあえず、透明度100%で塗れば理解しやすいです。

次にレイヤーアイコンから先ほど塗った選択領域を適用したいレイヤーを選びます。 
すると、おなじみの選択領域を示す点線が表示されていると思います。
その後は、右側に並んでいる十字アイコンを選べば、選択領域の移動、回転、拡大縮小ができます!
 こんな風にw
他にも、選択領域以外がマスクされた状態なので、例えばエアブラシがはみ出さないように塗るときのマスキングにも使えます。
記事を書いた時点ではArtStudioくらいしか選択範囲をいじれるアプリを他に知りません。
でもibisPaintのほうが簡単に使えました。
他のアプリもパk、見習って欲しいです。
よくよく考えてみるとiPadでは一般的な投げ縄ツールは微妙な選択がしづらく、塗って選択するこの方法のほうが使いやすいかもしれません。

256階調を持ったアルファチャンネルなので透明度を調整すればこんな風に、うっすらと選択することも出来ます!

描きやすい絵のスタイルとしては、国産アプリらしくペンで描いた様な線画をアニメのようにベタ塗りするスタイルかエアブラシで陰影をつけるスタイルでしょうか。
その名もずばりGペンというブラシがありますし、塗りつぶしツールも優秀で色の変更が楽です。
セレクションレイヤーで丁寧にマスキングすればエアブラシも使いやすいです。
ともあれ、ペイント部分はおまけのようなもので、動画サイトでどれだけブレイクするかが生命線といえると思います。
今後の発展に期待してます。

ちなみにibisというのは鳥のトキのことです。