
…そうか!わかった!!
今までずっと、先にベーストラックをタッチキーボードでぽちぽち試行錯誤しながら作って、その後、ベースを聞きながらリードトラックを乗っけてたんですよ。
でも、全然いいメロディが出来なくて、正直飽きてたんですが、試しに上下二段のキーボードにして両手の親指で二音同時に鳴らしてみたんですよ。
そしたら、ぶわわって、メロディが出てくる出てくる。
なんなんですかね?
たぶん、メロディの本質は人の声なんじゃないでしょうか。
1音づつ鳴らすのは、例えるなら独り言をぶつぶつ呟くようなもので、まったく面白くないんですよ。
でも、2音なら「会話」ができるんです。
「ただいまー」
「おかえりー」
みたいな。
これを一人でやったら…、いや寂しくなるのでやめときましょうw
要するに、今まではそうゆう状態だったわけです。
もっと的確に表現するなら「留守電のメッセージにあいづちをうつ」ような状態だったわけです。
これじゃ、音が噛み合う訳がない。
ここで、このファンファーレ。
これは、キーボードからリアルタイムに入力して、細かいタイミングやベロシティなどをシーケンサーで修正したものです。
それが一番楽でした。
そして一番楽しかったです。