
Cubasisに足りないもの…それはサンプラー。
それを完璧に補完するアプリがsir Sampletonです。
CubasisでTrapを作ろうとすると「ピッチを変化させたスネアロールが作れない」という問題にぶつかります。
じゃあ、IAA機能を使って別のアプリでなんとかできないかと考えたんですが、これが意外と無い。
最低条件は以下のとおり。
- シンプルなキーボードサンプラーアプリ
- IAA対応
- iOS8で動作すること
まず、キーボードサンプラーアプリ自体が少ない。
まあ、あんまり売れなさそうですしねぇ。
売るためにはエディターをつけ、エフェクターをつけ、シーケンサーをつけってなると、どんどんアプリが重くなってしまう。
Cubasisと併用することを考えると、できるだけ軽いアプリが望ましい。
さらにIAA対応となるともっと数が絞られてしまう。
その上で、最新のiOSで動作してくれないと意味が無い。
探しましたよ。
ええ、いろいろダウンロードしました。
その中で、これは!と思うアプリがありました。
それはCloudSynthです。
これ、Sound Cloudからサンプルを検索してダウンロードできるというとても面白いサンプラーなんです。
でも、これIAAで使えませんでした。
一応対応はしているんですよ。
でもCubasisからロードできませんでした。
それどころかアプリ自体が、よく強制終了します。
おしい。
バグフィクス頑張って欲しいなぁ。
メールで問い合わせたら、年内にフィクスするって言っていたので、それを信じて待つのもアリかな。
まあ、今使えないものはしょうがないので、他を探してみたんですが、どれもピンとこない。
唯一、「これ使えるかも?」と思ったのがsir Sampletonでした。
…なんかシンプルすぎて地雷臭がハンパないw
Youtubeで検索してもほとんど出てこないし。
これが300円のアプリなので、一瞬躊躇したんですが、まあ無駄にする覚悟で買ってみました。
起動してみると、いきなり操作不可能に…。
(さよなら300円)と思いつつ、再起動すると、何とか動きました。
一通り機能を見てみましたが、シンプルすぎるほどにシンプル。
AudioCopyにすら対応していません。
いやまあ、そんなことよりCubasisで動けばそれでいいんです。
Cubasisから接続してみると…ちゃんと音が鳴りました。
これは使えるかも!?と思ったんですが、サンプルのロードがよくわからないw
iTunes経由で何とかならないかなとも考えたんですが、Audiobus経由で他のアプリからサンプリングできるらしい。

できました。
サンプリングもシンプル。
録音ボタンを押してから音を鳴らすだけ。
気のせいでしたwごめんなさい。
Advanced settingsのWait for soundをONにすると音声信号をキャッチした瞬間から録音が始まるようです。
たぶんデフォルトではONになっているはず。
Figureからサンプリングできるならそれで十分ですよ。
それをCubasisから鳴らしてみましたが…これです!
こうゆうのでいいんだよ、こうゆうので!
まさに、理想的なアプリでした。

このデモはスネアをsir Sampletonで鳴らしています。
ちゃんとピッチが動いてるでしょ?
Cubasis上での動作も軽快でした。
CubasisでTrapを作るなら必須アプリですよ。
超オススメ。