ラベル

2011年9月28日水曜日

ReBirth

私はDTMマガジンとサンレコをたまに読むんですが、ちょうど今月号のサンレコでTR-808、TR-909、TB-303の特集を組んでたので買ってみました。
今でこそ有名だけど発売当初は高すぎてあんまり売れてなかったみたいだね。
1980年代だからまだWindows95もでていない時代。
ネットといえばニフティの時代だし、口コミも広がりにくかったのかな。
投売り状態になってからやっとブームに火がついたようです。
当時は「音が生音に似ていない」という理由でPCM音源の方が人気があったというのは、なんか興味深い。
リアルの再現は本質じゃないってことですから。

TR-808がボタンによるステップシーケンサーの元祖のようで、ELECTRIBEなんかもTR-808が無ければ存在してないわけで、それだけ革新的なハードウェアだったようです。
30年近くたってもまだ使われている使いやすくて直感的なUIなのは間違いないです。

実機はプレミアがついているうえに、元祖の宿命か洗練されているとは言い難いので、ReBirthでお手軽に体験するのもアリなんではないでしょうか。
完全再現とまではいかないようですけど。

購入して軽く触って見ましたが、808と909はすぐ使い方がわかったんですが、303はちょっとわかりにくい。
二次元のデータの打ち込みなのでしょうがないんですけど、この部分はテノリオンのようなグリッドシーケンサーっていうのかな?そうゆうのが使いやすい気がします。

プリセットのパターンで演奏を楽しんでみましたが、これは楽しいね。
iELECTRIBEと同じ楽しさがあります。
でも1小節ごとのパターンなので切り替えがちょっと忙しい。

iELECTRIBEは303のような鍵盤がないので、ベースやリード部分を作るのが運任せに近いから、そうゆうところに拘りたい人にはReBirth、結構いいですよ。