では、実際の曲を作りながらReBirthの使い方を学んでいきましょう。
ReBirthを起動するとこの画面になります。
まず、下側のNew Songをタップして新しいファイルを作りましょう。
そして、名前をつけてから、サムネイルをタップして編集を開始します。
これが編集画面です。
…ボタンだらけでうんざりしそうですが、順序だててやっていけば、意外とシンプルな画面なんですよw
まず、新規作成したファイルにはデフォルトの曲が入っています。
まずはプレイボタンをタップして音が鳴るかどうか試してみてください。
鳴らない場合はiPad自体のボリュームとミュートになってないか確かめてください。
さて、いきなり作曲の段階にいきましょう。
四つ打ちの曲に変な理屈はいらないんです。
まず、シンプルに考えましょう。
ReBirthはTB-303(白黒の鍵盤みたいなのが並んでいるヤツです)が2台と、その下にTR-808(黒いヤツです)とTR-909(白い色のヤツです)で音を鳴らします。
ですから、まずはシンプルにTR-909だけ鳴らすようにします。
四つ打ちの曲はドラムパートから組み立てると簡単ですよ。
音をミュートするにはそれぞれの横にある赤く光っているボタンをタップすることで切り替えられます。
TR-909以外の上の三つはタップしてミュートしておきましょう。
この状態でプレイボタンをタップすればTR-909のドラム音だけがなる状態になります。
さて、ここからはTR-909に焦点をあてて説明します。
プレイボタンをタップして再生すると四角いボタン上を左から右へ光が走っていると思います。
これが今現在再生している場所を表しています。
TR-909には、バスドラム、スネア、タム三種、リムショット、クラップ、オープン&クローズドハイハット、クラッシュシンバル、ライドシンバルの音色があります。
それぞれの鳴らすタイミングを下のボタンで指定してやれば、音が鳴る仕組みです。
下のボタンは1小節を16分割した形になっています。
まあ、めんどくさい説明はこの辺にしておきましょう。
まずは鳴らしてみることが重要です。
では、BASSと書かれている名前をタップしてから下のボタンをタップして上の画像のように光らせてください。
消灯状態からタップするとオレンジになって、さらにタップすると赤になります。
オレンジが弱く鳴らす印で、赤が強く鳴らす印です。
これで音の強弱を出すことができます。
打ち込むときは、プレイボタンをタップして再生させながら打ち込むとわかりやすいですよ。
上の画像のようにボタン4つごとにバスドラム(通称キック)を鳴らすと、それだけで「ド、ド、ド、ド」という四つ打ちといわれる状態になります。
簡単でしょ?
では、次のステップです。
キックを打ち込み終わったらスネアも打ち込みましょう。
SNAREと書かれた場所をタップして切り替えてから下のボタンを上の画像のように光らせてください。
これがいわゆる裏打ちというものです。
さっき打ち込んだキックの左から2番目と四番目にスネアを重ねてやると「ド、タ、ド、タ」とリズムがうねります。
(けいおん!を見たことがある人なら、唯がカスタネットで「うん、たん、うん、たん」とやっていたアレを思い出してください。あのリズムです)
次はクローズドハイハットです。
金属系の音ですね。
CHと書かれている部分をタップして切り替えてから上の画像のように打ち込んでください。
次はオープンハイハットです。
クローズドよりも大きくて高い音になります。
OHと書かれた部分をタップして打ち込んでください。
ハイハットを入れると「ド、タ、ド、タ」というリズムに「ツ、チ、ツ、チ、ツ、チ、ツ、チ」という別の新しいリズムが重なります。
こうやって、違うリズムを重ねていくとリズムに厚みがでます。
重ねすぎてもダメなんですけどね。
さて、このドラムパターンが「ハウスミュージック」の王道パターンです。
あっという間にハウスミュージックが作れました!
簡単でしょ?
出来たら一度セーブしましょうか。
画面右端にあるSAVEボタンをタップしてセーブしてください。
セーブせずに終了してしまうと、打ち込んだデータが無駄になってしまいますので注意してください。
どんなパターンになったか下のリンクで試聴できます。
単純すぎると思う無かれ。
何事も始めの一歩が肝心なんです。