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2011年10月10日月曜日

スマートホンアプリを考える2

前回は、入力について考えてみたが、今回は出力について考えてみる。

スマートホンと言えども、出力に関してはフィーチャーホンと大して変わらない。
とはいえ、無線に関しては自由度は増したし、画面も大きくなった。
とりあえず、思いつく限り列挙してみる。

液晶(光)、スピーカー(音)、バイブ(触感)、Wi-Fi(通信)、Bluetooth(通信)
かな。
最近はHDMI出力も出来たりするし、androidに関してはUSBも使えると思う。

まあ、通信に関しては、ハードウェアも開発できるようなところじゃないと、活用のしようがないかもしれない。

私みたいなのが使えるのは液晶、スピーカー、バイブくらいか。
やっぱりフィーチャーホンと大して変わらない。

私が注目するのは、大画面になった液晶…ではなく、『音』。
なぜなら結局、スマートホンの表示領域はパソコンやTVに比べたら極小の豆粒みたいなものにすぎない。
そこに表示できる情報量は限られているし、はっきり言って不便極まりない。
スマートホンが便利に使えているのは液晶出力だけの力ではないのだ。
「他の機能が便利だから我慢して、この小さな出力装置を使っている」というレベルでしかない。

しかし、音に関しては、パソコンと同レベル以上の性能を持っている。
イヤホンを付けて携帯できるという点から見れば超えている。

音に関連するアプリを考えてみると結構あることに気づく。
最初に思いつくのは音楽プレイヤーだ。
他にはラジオアプリ。
そして楽器アプリ。
コンポーズアプリは液晶出力の比率が高いのでちょっと違う。
英語学習アプリのヒアリングは、音アプリといってもいいと思う。
目覚ましアプリやアラームアプリもそうだろう。
読み上げアプリもある。
Siriもそうだ。

そういえば昔、風のリグレットという音のみのゲームもあったな。
サイレントデバッガーズも音に一工夫があった。
音ゲーと呼ばれるゲームは名前に反して液晶依存度が高い。
ドラマカセットw今でいうドラマCDなんかもある。

音にフォーカスしたアプリは、スマートホンで化ける可能性が高いと考えている。
大容量ストレージによる高音質、スマートホンの豊富な入力方法、携帯性が融合するだけでシナジーが生まれる。

普通の人は聴覚より視覚を重視するので、あまり注目度が高くないのもポイントが高い。