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2011年11月12日土曜日

BPMについて考える

BPM(Beats Per Minute)つまり1分間に何回拍を打つかってことです。



4/4拍子は1小節に4拍なので、例えば60BPMだと1分間に15小節進むってことになります。
15小節×4拍で60。
あってるよね?

で、これが何に役に立つかというと、あらかじめ長さを指定して曲を作るとき、何BPMだと何小節の長さが必要かって計算するのに役に立つわけです。

例えば、1分38秒の動画(今適当に考えました)にBGMをつけたいとしましょう。
これにBPM128の曲を合わせたいとき何小節で作ればいいのか?ってときに計算できます。
まあ、ループを作って垂れ流してもいいんですけど、動画にあわせてBGMをつくりたいってときはやっぱり、ちゃんと計算しないとあいません。
例えば動画の34秒に何かどーんと盛り上げたいって時にも役に立ちます。

じゃあ、ちょっと計算してみましょうか。
えーと、BPM128ってことは60秒間に128拍で、1拍あたり0.46875秒です。
1分38秒は98秒なので98÷0.46875=209.0666666666667となり209拍あればいいとわかります。
そして209を4で割った52.25が小節数になります。
つまり52小節と1拍の長さがあれば1分38秒に収まります。
端数はフェードインかアウトでごまかす手も使えるんじゃないでしょうか。

要はぶつ切りや何秒も無音が続くようなことにならなければBGMとして十分なわけです。

この空前の動画時代にBGMは無くてはならないものだと思います。
今は、著作物を無断借用するのが当たり前になっていて、ホビーならそれも通用しますが、ビジネスにつなげたい場合はそうもいかないので、やはり自前で作れるのは大きな強みになりそうです。