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2012年7月19日木曜日

映画紹介 『トロン:レガシー』

トロンという映画を知っていますか?
今回、紹介するのは『トロン:レガシー』という続編モノです。



最近、サイバーなSFをよく見るんですよ。
『マトリクス』とか、そうゆうの。
そうゆう映画のBGMはクールなものが多いので、それ目当てです。

この『トロン:レガシー』のBGMはダフトパンクという二人組みのアーティストが担当しています。
エレクトロで有名らしいですよ。
自称サイボーグとのことで素顔を見せずフルフェイスのヘルメットを被ってライブをしてたりします。
どこかの悪魔やなんとか星のお姫様並の設定ですねw

映画内でもそのまんまの格好で出演しています。
キャスターのクラブでDJやっている二人組みがそうです。

映画のBGMはどれもクールなんですが、特にエンドタイトルのBGMはTB-303のリフがカッコよくて、まさにレガシー(遺産)な曲です。


BGMばかりの話になってしまいましたが、映画のストーリーや演出は、はっきりいって普通です。
前作を見なければ意味のわからない単語やキャラクターも出てきますしね。
でも、前作をみるのは多少の苦痛を伴いますよ。
つまらなさすぎて。
あ、でもiPadの原型ともいえるタッチパネルシステムが出てきますよw
鉄腕アトムやガンダムが日本のエンジニアに影響をあたえたように、TRONはアメリカのエンジニアに影響をあたえたんでしょうか?

まあ、そんなわけで、世界観を簡単に説明すると、人間(ユーザーと呼ぶ)が特殊なレーザーによってプログラムの世界に入りこむ話です。
そのプログラムの世界では、すべてのプログラムが擬人化されています。
例えば会計ソフトとかが人間の姿をしているわけですよ。
この世界ではユーザーとプログラムは訳あって対立しています。
その敵対するプログラムの中でもトロンという名前のプログラムはユーザーの味方をするように作られています。
前作では主人公と共に戦いましたが、今作では敵に操られて主人公と戦うことになります。

これらの設定がほとんど何の説明も無くでてくるので、トロン:レガシーから見た人には、意味のわからない場面がたびたびでてきます。
続編モノの宿命でしょうかね。

でも、いいんです。
ストーリーなんてわからなくても!
この映画のいいところは、BGMとCGなので。
そのサイバーな世界観は一級品で、それだけで見る価値がありますよ。
配色やライティングの妙を堪能してください。

特に驚いたのが、作中にでてくるフリンというおじいさん(前作の主人公)のデジタルコピーが若い顔をしているんです。
これ、実はCGの顔なんですよ!
ジェフ・ブリッジスという俳優で60歳くらいなんですが、30歳くらいの顔をCGで作って動かしているわけです。
はっきりいって最初見たときはCGだとは気づきませんでした。
言われてみれば、なんとなくCGかなとわかりますけど、言われなければまったくわからないくらい自然な絵になってます。

とにかく、この映画を見た後はサウンドトラックが欲しくなる。
そうゆう映画です。



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