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2012年5月27日日曜日

絶対買っとけ!Hokusai Audio Editor


今回紹介するアプリは絶対買うべき。
でも、知名度はまったくない。
そうゆうアプリです。

なんか名前からして色物アプリっぽいんですが、何をするアプリかというと、基本的には音を録音して編集するアプリです。

そんなもの別に必要ないんですが、DropBoxとAudio Copy/Pasteに対応しているんです!
その凄さがわかります?

つまり『GarageBandやNanoStudio、iKaossilator、iVocaloid VY1、TNR-iなどなど、audiocopy/pasteが使える全ての音楽アプリがDropBox対応になっちゃう』のと同じことなんです。

例えば、パソコンのDAWをすでに使っていて、大量のサンプリングデータがあるとします。
iKaossilatorで、あのキックならしたいなと思ってもそのままでは使えません。
でもHokusaiがあれば、そのサンプリングデータをDropBox経由でダウンロードして、オーディオコピーし、iKaossilatorにペーストが出来るんです。

その他にも、iVocaloid VY1で作ったボーカルをPCのDAWにもってくるのはiTunes経由しかありませんでした。
でもHokusaiがあれば、コピーされたオーディオデータをHokusaiにペーストして、それをDropBoxにアップロードすることが出来ます。

それ以外にも、iPhoneで作った音をiPadに持ってくる。なんてこともできます。

ただ、Hokusaiはちょっと使い方に癖のあるアプリで、使い方がわかりにくいのが欠点です。

なので、ポイントだけ書いておきます。

まず、Hokusai自体は無料アプリなのですが、オーディオコピー、ペーストの機能が有料です。
アドオンは

Complete Pro Pack 850円
The Tools Pack 250円
The FX pack 250円
The Fun Pack 170円

の4つがあるんですが、The Tools Pack 250円を買えばコピペが使えるようになります。
Complete Pro Packを買えば、コピペにプラス、コンプやリバーブ、タイムストレッチなど、一般的なエフェクトが使えるようになります。
でも、Hokusaiを使うような人ならPCのDAWやオーディオエディターくらい持ってると思うので、必要ないと思います。

まあ、250円のアプリだと思えば問題は無いんですが、肝心のアドオンを買うメニューがありませんw
最初は何も表示されていないんですが、なにかしらのプロジェクトファイルを作ると、そのメニューが表示されるようになるという、よくわからない仕様なんですw
なので、とりあえずなにか録音してからファイル操作画面に戻ってください。
そうすると画面上にでっかく表示されます。


それをタップすると、この画面になるので、Show All Packsをタップ。


この画面からTools Packを買いましょう。
Complete Pro Pack買っても良いですけどね。


で、買ってからもちょっとわかりにくいです。
DropBoxやペーストは使えばわかるんですが、肝心のコピー機能がわかり難い。

アイコンのメニューからは選べません!

まず、波形をタップ&ホールドして横にドラッグします。
そうすると範囲指定ができるようになります。
それでコピーしたい範囲を指定すると(大抵は全部だと思うんですけど)CutとかCopyとかMoreとでるのでMoreを選択。
そこでやっとAudioCopyのメニューが出ます。
まあ、わかれば簡単なんですが、わかんないと、どうやればいいのか悩むことになります。

このHokusaiがあれば、AudioCopy/Pasteに対応するすべての音楽アプリの使い勝手が格段に上がりますよ。
あ、一応MTRとしても機能するので(そっちの方がメインなんでしょうけど)複数のオーディオをミックスするのにGarageBand使っていた人はHokusai使うと幸せになれるかも。

というか、こうゆうアプリはAudioCopy/Pasteを提唱したSonoma Wire Worksが作るべきもんじゃないの?って思いますけど。
私だったら、もっと簡単に編集なしでコピペからDropBoxへ出し入れできるようなアプリをつくりますけどね。
売れると思いますよ。

iPhone/iPadで使えます。


もちろんDropBoxをまだ使っていないという人はインストールしておきましょう。