お手軽ループ作成アプリFigureがApp Storeの今週のアプリで無料になっていますが、もうダウンロードしましたか?
せっかく無料なんですから、今のうちにダウンロードしておきましょう。
でも、ちょっと触ってみればわかると思いますが、Figure単体では、ずっと同じことの繰り返しで飽きると思います。
そこで、Figureに慣れたら、さらにもう一段階進んで、自分で複数のループをつなげて一つの曲にしてみましょう。
「DAWとか、難しそう…」と言う人も大丈夫。
これから紹介するアプリは直感的に操作できて、音ゲーのように楽しめますよ。
必要なのはループを自由に組み立てられるルーパーアプリ。
今回はiPhoneでも使える二つのアプリを紹介します。
いずれもFigureからオーディオデータをエクスポートして使います。
エクスポートのやり方は、共有からAudio Copyを選ぶだけです。
まず、一つ目が、Loopy HD
見た目はちょっと不思議なアプリですが、最大12個のループを自由に操作できます。
例えば、ドラム、ベース、リードのループを4つ作って、それを自由に繋げることが出来るようになります。
ループのインポートの仕方は、画面に並んでいる丸い円を長押しして出てくるメニューから「インポート」を選ぶだけです。
Loopy HDはテンポを変えても音が変わらないタイムストレッチという機能が付いているので、Figureからインポートしたループでも後からテンポの変更ができます。
単体でレコーディング機能が付いているので、FigureとLoopyがあれば、長い曲を作れますよ。
アプリをつなげられるAudiobusにも対応しているので、エフェクトアプリを挟んだりして、さらに高度なことも可能です。
Loopyには無印とHDの二種類がありますが、iPadにも対応しているユニバーサルアプリかどうかの違いだけなので、iPhoneユーザーの方は安い無印Loopyを買ってもいいと思います。
もう一つは、最近出たばかりのLP-5
LP-5は無料アプリですが、ループをインポートするには800円のアドオンを購入する必要があるので、実質800円のアプリだと思ってください。
一応、無料のループもアプリ内ストアから購入できるので、お試しで遊ぶ事もできます。
最大70ものループをインポートできるのでLoopyより複雑なプレイが可能です。
インポートの仕方も簡単でオーディオコピー&ペーストするだけ。
ループごとに名前づけして管理できるため、後から使い回せるのもポイント。
これもタイムストレッチが付いていてテンポを自由に変更可能です。
ループの切り替えは指定した小節単位で切り替わってくれるので、Loopyよりもプレイしやすいと思います。
ただ、現在はレコーディング機能が無いので、プレイした曲を録音するには他に機材が必要です。
そのうちIAAに対応するそうですので、そうなれば他のアプリで録音することが可能になると思います。
今回紹介したこれらのアプリを使えば、Figureで簡単に本格的な曲作りが楽しめますよ。
iPad for ARTとしてはLP-5をオススメしたいところなんですが、まだ機能がこなれていないので、Loopyも十分使えますよ。
ループを繋げる楽しさがわかってきたら本格的なDAWアプリに挑戦するのもいいんじゃないでしょうか。