iPad Airが発表されましたね。
でも、ホントに"Air"なの?
iPad 2は厚さ8.8mm
iPad Airは厚さ7.5mm
その差1.3mm
たった1.3mmって思うかもしれませんが、iPad 2からiPad 3になったとき、厚さは9.4mmへ0.6mm増えました。
それでも持ったとき「あ、なんか分厚いな」ってわかりましたからね。
1.3mmだと、持ったときかなり「薄くなったな」って実感できるはず。
次は重さですが、
iPad 2は重さ601g
iPad Airは重さ469g
その差132g
これは結構な差があります。
iPad 2からiPad 3になったときは、重さが652gへ51g増えましたが「ちょっと重いな」って感じられました。
それがiPad 2と比べて132gも軽量化されたとなると、かなり「軽くなった」と体感できるでしょうね。
iPad Airは、十分"Air"だと思います。
一方で、中身に関しては、どうでしょう?
メモリーに関しては発表がなかったのですが、アップルが発表しないことは都合の悪いことである場合がほとんどなので、きっと1GBのままなのでしょう。
この部分はペイントアプリのキャンバスサイズ、レイヤー枚数に直結するので、かなりがっかりしました。
重さや消費電力に関わる部分なので、しょうがないといえばしょうがないですが。
「実は2GBだった!」っていうサプライズは…どうだろう?
よっぽどのアプリじゃないと1GBもあれば十分なので、アップルが必要と思っていないのかもしれません。
そして指紋認証も見送られました。
価格の部分や、次期モデルの販売戦略のために見送ったのかもしれません。
今回のモデルは、全体的に「重量、サイズ重視」の設計がされているようです。
モバイルとしての原点回帰かもしれません。
これは良い方向性だと思います。
しかし、そうなると「タッチデバイスに可能性を感じるクリエイター」には辛いところです。
ヘビーでハイスペック、ハイパワーなWindowsタブレットにも選択肢がありそうですね。
それはまあ置いといて、今回一番残念なところは「ドコモがiPad Airを売らない可能性がある」ってところです。
セルラー版が欲しかったので、選択肢が減ってしまいました。
んー、WiFi版にするか、Windowsタブレットにするか…悩みます。