ラベル

2011年7月1日金曜日

さいたさいたを耳コピ

チューリップの歌?っていうの?
題名がわからないんだけど、とりあえずこれも黒鍵で弾けるらしいので耳コピしてみました。
調べてみたら作曲者がうみと同じ井上武士っていう人なんだね。







これも簡単でした。
5個しかないと楽だね。
それで、ちゃんと合ってるかなって楽譜を検索してみたら、一個ありました。
でも、よく見るとちょっと違う。
こうでした。
もともとは白鍵なの?って思ったら、よく見ると形は一緒なんだよね。
さらによく見ると6個下にずらしただけでした。
んー?
1オクターブは12個の鍵盤からなってるので、ちょうど半分上がったことになるのかな?
そういえば、黒鍵は2個と3個のグループで出来ているんだけど、2個3個と弾くより、3個2個と弾いた方が滑らかな感じがしてた。
アメリカ式に書くと鍵盤がCDEFGAB(ドレミファソラシ)と並んでて黒鍵はC#D#, F#G#A#(シャープは半音上、ちなみにフラットは半音下、C#とD♭は同じ場所)になってるからC#から始まったほうがいいと思い込んでたけど、F#から始めたほうが綺麗な音階に聞こえるし、F#で終わったほうが終わった感じがする。
うみもチューリップもF#で終わってる。

つまり…F#G#A#C#D#はCDEGAと半音階ずれてるだけで一緒の響きがするってことなのかな?

調べてみるとこれはヨナ抜きといって4番目と7番目、ヨとナを抜いているらしい。

…あー、これはスケールなのね。

琉球音階といってドレミファのレラを抜くと沖縄の音楽っぽく聞こえる方法があります。
何で知ってるかって、NHK高校講座の数学基礎で知りました。
秋山先生ありがとう。
話はそれるけど数学と音楽は深い関連があるらしい。
そもそも音階を最初に考えたのは数学者のピタゴラスというじゃない。
話を戻すと特定の音で構成されたグループを使うと、特定の響きが出るらしい。

ということは黒鍵だけを使うと自動的にヨナ抜きのスケールになるってことなのね。
日本の童謡っぽくなるのかな?

チューリップのリズムを分析すると、タンタンターンを基本にしてるようです。
タンタンターンを四小節置いて二小節目をタンタンタンタンに変化させています。
この四小節を二回繰り返してます。
同じリズムですが、四小節の最後の音高が違ってます。
最初がDで二回目がCです。
Dだと次に続く感じがしてCだと一回終わった感じがします。
9小節からの4小節はちょっと変化したリズムになってます。

どうやらメロディの「形」というのは音の高さと長さの二次元の情報から出来ているような気がします。
絵の形も縦横二次元で最小限の情報になります。
いわばメロディの輪郭線みたいなものでしょうか?
これに強弱をつければもっと形がハッキリすると思います。

あと、CやDの音高の違いで音の性格が変わるというのも絵と共通する部分があります。
色も色味や明暗によって、それぞれ性格が変わり、象徴するイメージが変わります。
例えば赤なら攻撃的、熱い、危険のようなたくさんのイメージを持っています。
しかし、明度は色相ほど多彩なイメージは持ってないように思います。
…もしかすると、最初の段階から勘違いしていたのかもしれません。
より光と音について調べてみました。

音の高低というのは音波の周波数によって決まります。
1秒間に何回波の山ができるかが周波数です。
一方、色の色相は電磁波の波長によって決まります。
山と山の間の距離が長いほど赤くなり短いほど紫になります。
波長と周波数は微妙に違うものなのですが、値が小さいほど山と山の距離が小さくなります。

ということは、色で音高に相当するものは明度ではなく色相なのでしょうか?
もう少し検証が必要なようです。