にゃんこ大戦争というゲームを興味本位（主に猫の部分）でダウンロードしてみたら、結構面白い集金方法を採用していました。
ゲームとしては、まあよくあるタワーディフェンスみたいなものというか簡易RTSですよ。
システムもわりとわかり易いのでタンクネコで粘りつつ内政に励んで、にゃんこ砲からバトルネコとキモネコを中心にフィニッシャーとして上位ネコを生産すれば大体勝てます。
後半になるとお宝必須ですね。
勝てない場合は単純にレベルが足らないです。
興味を引かれたのはゲーム内容ではなくて、集金方法。
ネコカンと呼ばれる仮想貨幣を購入させるという従来の方法も使いつつ、Tapjoyと言う懸賞システムを採用していました。
このTapjoy（トップページだけ日本語です）を調べてみると、サンフランシスコにあるアメリカの広告会社のようです。
こうゆう広告主のサービスを利用させて対価を払う広告モデルは以前からもありました。
でも、私が知っているのはゲームとは完全に切り離されていて、Webマネーで支払うものです。
オンラインゲームなどのWebマネーを使うゲームで、アイテムを購入する場合などに学生などが利用していたようです。
しかし、このTapjoyはWebマネーを間に挟まず、直接ゲーム内で広告を出稿し、対価をゲームアイテムで支払うという、面白い発想をしています。
このTapjoy、なかなか面白い仕組みで今後無料ゲームで広がるのは確実でしょう。
課金ゲームでお金を使わない層からも収益を上げられる可能性があるという点が、なかなか面白いです。
それに日本にも進出しているってことは北米以外でも国にあわせた広告を出してくれるはず。
世界展開するにはちょうどいいですね。
このにゃんこ大戦争、見た目のゆるさの裏でなかなかしたたかですよ。
