かつてiOSミュージックアプリに革命を起こしたAudiobusが大幅にバージョンアップしましたよ。
IAAの登場後、その役目を終えた感じでしたが、まだまだ現役です。
まあ、確かにIAAの方が機能的には上です。
でも、IAAを快適に使えるアプリというのは数えるほどしかないうえに(私の知る限りヤマハとスタインバーグのアプリしかないです)小規模なセッティング、例えば「ライブパフォーマンス時にシンセやシーケンサーとエフェクターを組み合わせたい」といったシチュエーションではAudiobusが大活躍します。
さて、今回のバージョンアップで何が変わったかというと、マルチチャンネル対応とプリセットの保存です。
今までのAudiobusはルーティングの仕方が1通りしかなく、シンセやシーケンサーに個別にエフェクターを挟むという事が出来ませんでした。
それを複数のルーティングに対応したわけです。
ただし、この機能はアプリ内課金になっています。
もう一つのプリセットの保存ですが、これも今までのAudiobusで使いにくかった部分です。
Audiobusのルーティングは保存することが出来なかったので、アプリを終了させたら、また1からやり直しでセッティングに数分かかるという具合でした。
それを保存する事が出来るようになったわけです。
ただし、アプリを起動する時間はかわらないので、多少楽になった程度ではありますけど。
MIDIのルーティング等は個別にする必要がありますし。
やっぱりAudiobusは作曲のために使うというよりライブパフォーマンス向きだと思います。