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2015年5月19日火曜日

DMM mobileの通話SIMとIIJを比較してみた

MVNO業界の競争は激しい。



ついこの前まで、MVNOと言えば『低速データ通信のみだけど安い』サービスでしたが、今では『電話もできて速くて安い』サービスになっています。
(三年前の記事で「128Kbpsで945円!安い!」なんて言っていましたw)

ドコモやソフトバンク、AUなどのキャリアとの主な違いと言えば『キャリアのメールが使えない』と『通信速度が劣る』くらいかな。
最近は楽天電話やみおふぉんダイヤル、LINE電話などの通話料割引サービスもあるので、電話料金に関しては、それほど違いがありません。

その激戦のMVNO業界でNO.1はOCN、続くのはIIJでほぼ決まったようで、第三の席を新規参入が奪い合っている状態のようです。
元祖とも言えるb-mobileは…あまりパッとしないですね。
ちなみに。OCNは自社の光回線とのセット割引が強みで、IIJは品質に定評があります。

その中でも徹底した低価格で新規参入したDMM mobileの通話付SIMを契約してみました。
DMMと聞けば、アダルトか艦これかってイメージですが、MVNOにも手を出しているんです。


安い!


電話番号と月1GBまでのLTE通信のセットで1,260円!
もちろん税抜き価格なので、税込では1360円+ユニバーサル料2円で1362円になります。
1GBというと少なく感じますが、余った分の通信量は翌月に繰り越せます。
(ちなみに二年前はIIJに500MBの高速通信が!と書いていましたw)

IIJの通話SIMは最低1600円、もろもろで1728円なので366円の差があります。
366円というと小さいですが約20%のコストダウンですからね。
IIJの場合、高速通信は月3GBまでですけど。

まあ、DMM mobileなんて言っていますが、その実体はIIJに仲介してもらっているサービスです。

このDMM SIMは、どうゆう人向けかというと「電話番号は絶対必要、データ通信はほとんどしない、またはWiFi中心」という人向けです。

例えば、二つ目の電話番号が欲しい人に向いていますね。
私も仕事とプライベートで分けてみようかと思って、新規契約してみました。
最近の番号は070になったんですね。
あ、もちろんMNPで既存の電話番号を引き継ぐことも可能です。

通信テストの結果は…


さて、いよいよ本題に入ります。
実際に、どの程度の通信速度が出せるのか検証してみましょう。

私はIIJのデータ通信SIMも持っているので、それとの比較もします。


結果は…あまり良くないですね。

上から、DMM 200Kbps時、DMM LTE時、IIJ LTE時です。
8MbpsのDMMに比べ、IIJは31Mbpsです。
以前、IIJのスピードテストをした時は、7Mbps程度だったので、今回がたまたま良かっただけかもしれません。
ちなみにiPad mini 2にIIJを刺してテストしたら15.6Mbpsでした。

まあでも、どうせ1GBだけなので、ほとんどは200Kbps運用かWiFiメインと考えると、それほど困るわけではないですけどね。

通信速度もある程度重視するならやっぱりOCNかIIJが良いと思いますよ。




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