Edge AnimateはHTML5で追加されたcanvasやWebGLは使用していません。
それでも、仕様がわかれば滑らかなアニメーションをさせることが可能です。
Edge Animateは基本的にCSSをDOMで操作してアニメーションさせています。
DOM(Document Object Model)ってなんぞやっていうと、HTMLやCSSをJavaScriptで操作する仕組みのことです。
そのCCSの中でも一部のプロパティでは、GPUを使ったレイヤー処理ができるんです。
ですから、Edge Animateの単純な2Dアニメーションでも高FPSが出せるというわけ。
それがtransformです。
このプロパティに関数をセットすることで、移動、縮尺、回転、傾斜、遠近法の効果が出ます。
(iOSで使うなら-webkit-とベンダープレフィックスをつける必要があります。Edge Animateが勝手にやってくれますけど)
このtransformがEdge Animateの肝と言ってもいいくらいですね。
そのくらい重要なものです。
transform以外にもopacity(不透明度)プロパティはGPU処理をしてくれます。
つまり、ふわっと現れたり、すっと消えるようなアニメーションは大得意だということです。
Edge Animateはコーディングをしなくてもアニメーションを作れますが、裏で何をしているかを知っておくと、役に立ちますよ。
特に自分でJavaScriptをコーディングする時は必須の知識です。