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2013年6月13日木曜日

Magic TrackpadでPhotoshopを使った結果


Magic TrackpadでPhotoshop CS6を操作してみて、ふと思いました。
ひょっとしたらWacomのタッチ機能は評判ほど悪くないんじゃない?


私が持っているPhotoshopライセンスはWindows版なので、とりあえずMacにはPhotoshop CS6 体験版を入れて検証しています。


Magic Trackpadいいですよー。
マウスよりも使いやすいです。
ウェブブラウジングでは。

というか、私がMagic Trackpadを買った理由は
「iPadのようにPhotoshopを操作したい!」からです。
ブラウザがいくら使いやすくってもしょうがない。

というわけで、Photoshopで使ってみました。

結果からいうと、とても残念な感じでした。
とてもじゃないけど、iPadのようには使えません。

でもね、これはMagic Trackpadのせいじゃないんですよ。
全面的にPhotoshop側が原因。

どうしてかというと、画面の回転、拡大縮小、移動のツールが完全に分かれていて同時に行えないんです。
Procreateでピンチ操作してみればわかるんですが、画面の回転をしながらズームしたり移動したりが出来きて、まるで画像が指にくっついているような感覚です。
でも、Photoshopはそれが出来ない。
一度回転モードにはいったら、指を離すまで移動も拡縮もできない。
この1点で操作性が台無しになっていますね。

こればっかりはPhotoshop側が対応しないかぎり、どうしようもない。
試しにSketchBook Expressをインストールしてみたら、拡大縮小と回転は同時に出来ますが、移動ができませんでした。
おしい!

そこで、ふと思ったのが、Wacomのタッチ機能がレビューで酷評されているのは、実はWacom側は悪くないんだろうなってこと。
ソフト側のタッチ操作への対応がまだ不十分なんじゃないかなぁ?
Photoshop CCではどうなるんだろ。
6月18日にリリースされるらしいです。
近いうちにCCを導入するつもりなので、そのときにでもまた書こうかと思います。
まあ、今後に期待するしか無いですね。

期待する価値は十分あると感じました。

さて、いろいろダメだししましたが、Magic Trackpadがまったくの無駄だったのかというと、実はそうでも無いんです。
回転、拡大縮小、移動では使いにくいですが、ジェスチャー機能を使えば、左手用デバイスとして割りと便利でしたよ。

Macには『BetterTouchTool』というフリーソフトがあって、それでMagic Trackpadのジェスチャーを管理できるんです。
例えば、三本指左スワイプで取り消しのショートカットとか。
Procreateみたいなジェスチャーが設定できます。
これは便利。
ただ、自分好みの設定を探し出す、長い長い試行錯誤が必要です。
まだ私も完全には設定できていません。

というわけで、Magic TrackpadでPhotoshopを使った結果は
「iPad並というわけにはいかないが、それなりに便利」でした。

次回はiOSとの連携について書こうかと思います。





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