今、リバーブがマイブームなんですw
ミニマルテクノって、単音の気持ちよさを追求しているような感じがするんですよね。
それで、音が気持ちよくなるエフェクトってどれかって考えると、「リバーブ」のような気がします。
リバーブって何ぞやって言う人に、簡単に説明すると「音の反復反射」のことです。
音は空気の波ですから、水の波と同じように、物にぶつかると反射されます。
室内空間で音を出すと、まわりの壁になんども反射することになって、その分、音に残響がつきます。
それをシミュレートしたものがリバーブなんです。
だから、このリバーブをかけることによって、音に「奥行き感」がつくんです。
この「奥行き感」というのは絵でも重要な要素なんです。
2次元の紙に、あたかも3次元の物体があるように「見せかける」技術は、とても重要なポイントです。
だったら、きっと音楽でも重要なはず。
そんなわけで、今、リバーブを試しまくっています。
これはiPadのDM1で作りました。
まともなシーケンサーがついているドラムマシンはこれぐらいなので、結構使っています。
ドラムマシンは本当に誰にでも使えるので大好きです。
最初の音楽アプリにぴったりですよ。
何も知らない初心者がいきなりガレバンとか買っちゃダメですw
iPad版はエフェクターが二つついているので、両方ともリバーブにして、残響具合を変えています。
片方はあっさりめの感じに、もう片方は深い感じに。
これとノーマルな音を組み合わせると三段階の奥行き感が表現できます。
絵でいうなら近景、中景、遠景って感じですかね。
欲を言うならもう1段階欲しいかなぁ。
でも、そうゆう制限を工夫してやりくりするのもテクノっぽいですよねw
そうそう、DM1といえばMac版もあるんですよ。
機能的にはiPad版と殆ど変わらないんですが、Macを持っている人は、これも要チェック。
iPhone版のDM1からプロジェクトファイルをDropboxに保存してMacで開く、なんてことも出来ますよ。