この記事を書いた時点では、SketchBook Proが一番機能が充実していたのですが、現在はProcreateの方が完全に上で、しかも現在のSketchBook Proは日本語化されています。
すでに、参考にならない記事ですが、とりあえず残しておきます。
iPad for ARTとしてはProcreateを強くオススメします。
（Procreateのチュートリアルはこちら）
では、記念すべき第一回目の記事は設定編です。
Sketch Book Proの特徴の一つである高カスタマイズ性は逆に「わけわかんねぇ」という人を大量生産してしまいます。
それにほとんど英語表記ですからね。
見ただけで頭が痛くなった人も多いはず。
というわけで、各設定を日本語でわかりやすく解説します。
まず、設定をどこからするのかすらわかりにくいです。
では、この設定項目から解説していきましょう。
四つのボックスに分かれてますね。
General 訳：一般設定
Colors and Brushes 訳：色とブラシ設定
Double-tap Corner Shortcuts 訳：コーナーショートカット設定
3-finger Swipe Menu 訳：スワイプメニュー設定
になります。
まずはGeneralから。
その名の通り一般設定です。
上から順にこういう意味です。
Use Offset Painting 訳：カーソル表示
Import Landscape(Left) 訳：画像取り込みの天地設定
Symmety: Stop Center 訳：左右対称描画の設定
3 Finger Tap For Brush Editor 訳：三本指タップでブラシエディタ表示
Toolbar Always Visible 訳：ツールバーを常に表示
Tap and Hold for Color Picker 訳：タップアンドホールドでスポイト機能
High Resolution Canvas 訳：1536x2048キャンバスモード
の7つです。
では詳細な解説を。
『Use Offset Painting』
ONにするとカーソル表示モードになります。
タップしたところから上に少し離れたところにカーソルが表示されるので、指やスタイラスが邪魔になりません。
ただし、狙ったところから描き始めるのは難しくなります。
オフセット量が指定できるようになったら使える機能になるかも…。
普通はOFFでいいです。
『Import Landscape(Left)』
ONにすると横長画像を取り込んだ時にiPadのホームボタンが右にある状態で正しく表示されます。
つまりホームボタンが左にある状態（iPad2でスマートカバーをつけた状態です）では逆さまになります。
iPad2ではOFFにしましょう。
『Symmetry: Stop Center』
左右対称描画ツール使用時に中央の境界を越えてペイントできるかどうかです。
これはお好みで、としか…。
OFFの方が使いやすいかなぁ？
『3 Finger Tap For Brush Editor』
三本指タップ時にブラシエディタを表示するかどうかです。
カラーピッカーを頻繁に使う人はONにしたほうが使いやすいと思います。
リサイズパックというSketch Book Pro独自の機能を表示させたい場合、キャンバス中央下のボタンを押すことで表示できます。
OFFだと三本指タップでリサイズパックが表示されます。
『Toolbar Always Visible』
ツールバーを常に表示させるかどうかです。
画面を広く使いたい場合はOFFにしてください。
馴れないうちはONの方がわかりやすいと思います。
『Tap and Hold for Color Picker』
画面長押しでスポイトツールになってくれます。
ONが便利ですが、誤作動が多い場合はOFFにしましょう。
スタイラスでやると動いてしまってやりにくいかもしれません。
『High Resolution Canvas』
1536x2048のキャンバスサイズで絵が描けます。（通常は768x1024なので4倍の広さ）
普通はOFFでいいです。
重くなりますし、レイヤー数やアンドゥ数に制限がつきますし、そもそもiPadは768x1024表示なので。
一般設定は以上です。
結構な文章量ですね。
一区切りつけましょう。
