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2011年7月22日金曜日

国内スマートフォンのOSシェア

スマートフォンに限定するかぎりiOSはandroidにシェアで勝つことは不可能な情勢になったようです。

2011年3月時点で日本国内のandroidのユーザー数4,601,000人、iOSは3,906,000人と逆転しました。
昨年12月時点ではiOSがトップだったようですが、ここ最近のドコモ、AUの攻勢で逆転したようです。
合わせて約10,000,000人ですから日本人の約12人に1人がandoroidかiOSのスマートフォンを使っている計算になります。

別に、iOSよりandroidが優れているって単純なデータでもないと思います。
スマートフォンは所詮携帯電話です。
端末メーカーだけじゃなくてキャリアも深くかかわっていますし、現在の契約形態はそう簡単にキャリアを変えられないように出来ています。
そうなると、やはりドコモ抜きには考えられない状態で、たとえ現在のペースでソフトバンクが契約数をふやしていったとしても、ドコモを逆転するには20年以上かかるペースなのが現実です。

iOSはいいOSだとは思いますけど、やっぱりスマートフォンは携帯電話なのです。

で、ビジネスの話をすると、やはりメインの開発プラットフォームはシェアが一番重要です。
買ってくれる可能性のあるお客が多ければ多いほどいいのですから。

ですから、今後スマートフォン分野でandroidが主流になっていくのは変えられない流れのようです。

FLASHクリエイターとしてはFLASH対応のOSが主流になってくれるのはありがたいことなんですけどね。
私としてはWindows phone 7が普及して欲しいんですけど。

でも、これはスマートフォンに限定した話なので、iPadやiPodなどの携帯電話機能が無い端末ではiOSの一人勝ちでしょう。
携帯電話じゃない場合、OSそのものの利便性やソフトウェアの質と数がものをいいます。

しかし、携帯電話で無い限り、爆発的な普及はあり得ないと思います。
PDAは昔からありましたし、今スマートフォンでしていることの大半は昔からできました。
でも、普及しなかったのは電話じゃないからです。
現代は一人一台以上の携帯電話が普及してますからね。
それがすべてスマートフォンに切り替わっていくとしたら、やはり日本の携帯電話ではandroidが中心になっていくのでしょう。
いろいろな問題を抱えながら。