ラベル

2011年7月6日水曜日

スケールのお話

前々回くらいでスケールの話がちょろっとでましたが、今回はもうちょっと詳しく書いてみます。

うみやチューリップはヨナ抜きといってCDEFGABの4番目のFと7番目のBを使わないで5個の音だけで構成するスケールでしたが、これ、カッコイイ言い方するとMajor pentatonic scale メジャーペンタトニックスケールというようです。
チューリップはCから始まるのでCメジャーペンタトニックというらしいです。
ロックやポップスではよく使われるスケールらしいです。
CメジャーペンタトニックということはDから始まるDメジャーペンタトニックとかAから始まるAメジャーペンタトニックとかもあるわけです。
それとメジャーと対になってるminor pentatonic scale マイナーペンタトニックというのもあるらしいです。
メジャーを使えば明るい曲調でマイナーを使えばしっとりした曲調になるとのこと。

これは面白い。
絵で例えるならメジャーは暖色系でマイナーは寒色系といったところでしょうか?
暖色というのは赤や黄色などの温かみのある色の総称で寒色というのは青や紫といった冷たい感じの色の総称です。

色の話が出たので、ついでに書いておきますが、やはり、スケールは色の色相に相当しそうです。
音の高低は音波の周波数で決まり、色の色相も電磁波の周波数で決まります。
ピタゴラス音階を円の図で表したものがありますが、色でいう色相環みたいなものでしょうか?
ということは、ドローイングに相当するのは音の強弱によるリズムのようです。
私の理論で考えると音楽の基本はメロディではなくリズムかもしれません。
メロディはたぶん配色のようなものです。
色はたくさん使えばにぎやかな感じになって、少なければ静かな感じになります。
音色は絵でいうとテクスチャのようなものなのではないでしょうか?

話をスケールに戻しますが、「最初は出来るだけ簡単なほうが良い」が私の持論なので、このペンタトニックを使わない手はありません。
だって、たった5音だけなんですから。
もうちょっと詳しく調べてみました。

C major pentatonic
C D E G A

C minor pentatonic
C D#(E♭) F G A#(B♭)

Cメジャーペンタトニックはチューリップで使ったので、今度はCマイナーペンタトニックを使ってみようかな。

ちなみにmajorを日本語風にすると長調、minorを短調で表記するらしいです。
近代あたりで西洋音楽を日本語にムリヤリ変換した名残というか弊害というか、そうゆうものが現代の今でも続いているようです。
ABCDEFGをイロハニホヘトにしたので、日本ではC Majorをハ長調、A minorをイ短調と表記しています。
日本人でもわかりづらいw
イロハニホヘトなんて日常で使わないし。
かといって、あいうえおでやられても困りますが。