DTMを始めるまでは、あんまり絵にエフェクトをかけてなかったんですよね。
せいぜいトーンカーブやノイズ、雲模様、ソフトフォーカスくらいで、かけかたも適当でした。
でも、DTMの知識を勉強するにつれ、それじゃダメだなぁって気づきました。
音楽の世界には、いろんなエフェクトがあります。
もちろん絵の世界というかイラストレーターやフォトショップにも沢山のプラグインフィルターがあります。
でもあんまり一般的じゃないんですよね。
互換性も低いので他のアプリでは使えない場合がほとんどです。
ほんと、VSTを作ったスタインバーグは偉いなぁ。
話がそれました。
エフェクトは大事って話でしたね。
今は、主にLive8でDrumzonとPhoscyonを使っているわけですが、いつも使っているセッティングでは、Phoscyonにはチューブアンプをインサートでかけて、Drumzonはパラアウトでディストーションやビットクラッシャーをかけて、その後にセンドでリバーブをかけています。
最後にレコードノイズをシミュレートするエフェクトをマスターにかけると、よく聞くサウンドに仕上がります。
そうやっていろいろエフェクトを試すと、基本的に「汚していく」作業なんだなぁって気づきました。
デジタルの音とか色って、ものすごくシャープというか、クリーンすぎるんですよね。
そのデジタル感がいいという場合もあるんですが、本当にプリミティブなデジタル感は、やはり人間にとってあまり気持ち良いものではないようです。
あくまでデジタルっぽいのがいいのであって、本当にデジタルだとちょっと辛い。
そんな感じです。
絵でも音楽でも、微妙なアナログ感をつけるのにエフェクトは大事だなぁって思って、こんな記事をだらだらと書いてみました。