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2012年8月12日日曜日

Procreateがバージョンアップ


きましたねー。
ブラシがぼけるバグ(私はなったことないですけど。初代iPadでなったのかな?)の修正と、ドロップボックス対応と、Jot touchという筆圧感知スタイラス関係の機能追加がメインのようです。

直接ドロップボックスに送受信できるのはやっぱり便利ですねー。
これで完全にSketchBook Proは、いらない子になりました。

Jot Touchは、どうなんでしょうねぇ。
動画を見た感じ、基本的に圧力センサーからの情報をブルートゥースで飛ばしてるだけのように見えます。
ということは、先端と画面描画のズレも書き味も普通のJotと変わらないのかもしれません。

あと、adonitの営業が頑張ったみたいで、iPadの主要なペイントアプリが軒並対応してきましたが、果たしてこれがiPadの未来のためになるのでしょうか?

将来的に、この不恰好なディスクの付いたペンでカチャカチャと絵を描くのがiPadの標準的スタイルになってしまうかもしれません。

そうなったら、Windows8タブレットに負けそうな気がします。

それに、この状況はAppleが許さないかもしれません。
このペンは無線キーボードとか、オーディオインターフェースなどといった従来のiPad周辺機器とはわけが違います。
adonitが提供するSDKをアプリに組み込まなければ使えないので、他社が同じようなペンを作ったとしても、やはり独自仕様のSDKを配布することになります。
そうなると、もうスタイラス戦国時代の様相を呈してくるでしょう。
もし、Jot Touchが天下統一でもしようものならiPadのデザイナーエクスペリエンスはadonitが握るようなものです。
なんでもコントロールしたがるAppleにとって、その状況は気に入らないと思います。

そうなるとAppleのadonit買収か、まったく新しいApple純正品発売という結末を迎えるかもしれません。

まあ、そうゆう大人の事情から、私はJot Touchには懐疑的なんですよねー。

それと、感圧性能の部分も、まだまだ厳しいものがあります。
Jot Touchは200レベルの圧力を感知できるらしいですが、wacomのエントリーモデルのBambooシリーズでも1024レベルの圧力を感知できます。

私は昔、512レベルのペンタブレットを使っていたことがありましたが、滑らかな変化ができたかというとそうでもなかったなと思います。
それよりも性能が劣るわけです。

まあ、いますぐJot Touchに飛びつく必要もないと思いますよ。
有力なライバル製品が出ないとしても、すぐに改良された新製品が出る可能性が高いですから。



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