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2013年3月1日金曜日

NanoStudioでファミコンBGM作ってみた


NanoStudio好きなんですけど、すでに音楽アプリの第一線からは脱落した感じがするんですよねぇ。



オーディオトラックさえあれば、まだまだイケるとは思うんですけど。
でもまあ、打ち込みのしやすさはダントツだと思うので、逆手にとってファミコン風のチップチューン用として頑張ってもらおうかと、試行錯誤してみました。



ダンジョンのBGMっぽい?
まだ、狙って作れるほどの知識がないので「たまたま出来ちゃった」って感じなんです。

いやね、音楽の三大要素、メロディ、ハーモニー、リズムのうち、リズムはなんとなくわかってきたんですよ。
じゃあ次はなんだろって考えたら、ハーモニーよりまずメロディだと思ったんです。
ハーモニーってのは結局2音以上の組み合わせなので、単音でもいけるメロディのほうが単純だと思ったわけです。

世の中のあらゆる複雑な事象というのは、単純の積み重ねなので、どんなことでも最初は原始的で単純なことから始めるべきなんですよ。

それで、メロディについて調べると「スケール」にたどり着くんです。
スケールというのは限定された音階のこと。
さらにスケールの歴史をたどると、ルネッサンス以前の西洋音楽に繋がります。
昔の西洋音楽ってのは宗教と結びついていて、教会で発展してきたらしいですよ。
そこで使われていたのがチャーチモードと呼ばれるスケールで、その一つであるドリアンスケールを使って曲を作ってみたわけです。

すると、さすがに昔の西洋音楽で使われていただけあって、どことなくファンタジーな感じがするんですよ。
これに対位法と呼ばれるメロディの技法を合わせると、もう完全にファミコンのRPG臭がw

そんなわけでNanoStudioを引っ張り出して、音色を作ってみたってわけです。
曲を作ってみてわかりましたけど、ファミコンの制限が逆にメロディの勉強になりますね、これ。



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