皆さんはお正月のテレビ何見てました?
私は殆どNHKでした。
いや、バラエティ見て笑って過ごすのもいいんですが、NHK意外といい番組作っているんですよ。
昨日は「亀田音楽専門学校」という番組を見ました。
亀田誠治、平井堅が音楽の知識をわかりやすく教えてくれる番組です。
今回は、JPOPのバラードでよく使われるクリシェと呼ばれるコード進行の話でした。
クリシェってなんぞやっていうと、例えば同じスリーコードが続くとき、そのコードの上にもう一つノートをつけて、そのノートを半音づつ上げるか下げるかして続けてやると、単調なスリーコードの進行でも、微妙な変化がつくよというものです。
そのクリシェの使いどころを、JPOPの曲を使って解説してくれました。
なるほどなぁって思いました。
私はノートには、それぞれ”色”がついていると考えています。
CにはCの色が、D#にはD#の色があるんだと思います。
その絵の具をどう使うかで、曲の雰囲気が変わるんじゃないかなぁ。
絵もそうですから。
でも、音楽は時間軸があるから、一枚絵よりアニメや漫画、または映画に近いんですよ。
その演出方法と同じだなぁって思いました。
例えば、主人公がラスボスを倒すシーン。
音楽で言えばサビの部分です。
主人公が何の苦労もなくラスボスを倒しちゃったら、感動もクソもないので、倒す前にはわざと主人公がやられるシーンを入れて見る人を不安にさせたりします。
そうゆうのと同じ事を音楽でもやっているんですよ。
この番組2回しかやらないみたいで、今日もう1回やるみたいです。
「NHKなんて見ないよ」って人も音楽に興味があるなら見てみるといいですよ。