…今頃かよｗ
そんなわけで、私のオススメ映画をピックアップしようかと思います。
私は、映画が大好きです。
といっても「あの人の脚本は最高！」とか、「誰それの演技は鳥肌モノ」とかそうゆう見方はしてません。
全体の色調やBGMの強弱、カットのリズム感、演出の仕方、など、そうゆうところにとても感心するのです。
…いや、別に惚れさせたいわけじゃないですよ？ｗ
冗談はさておき、ついさきほど見終わったばかりですが、今回紹介するのは、『リアル・スティール』
ロボット格闘を通じて親子のドラマを描く映画です。
話としては、問題を抱えた親子が絆を取り戻す感動のストーリーで、ものすごく”ベタ”です。
でも、ストーリーなんてベタでいいんですよ。
複雑なストーリーなんて、マニアしか理解できません。
それよりも、話の展開の方が重要なんです。
雰囲気作りのイントロから始まって、退屈させない驚きと、スリルと、笑いと、感動の演出。
激しいアクションと光とビートで盛り上げたかと思えば、次の場面ではゆったりとした動きと暗闇とストリングス＆ピアノ。
そしてサビの盛り上げから余韻を持たせるエンディングの終止感。
そうゆう強弱や流れが人々に『あくびをさせない』んです。
作品の良し悪しなんて『あくびが出るか出ないか』でしかないと思います。
そして、それはとてつもなく難しいことなんです。
この『リアル・スティール』は『あくびの出ない』映画でした。
