ラベル

2012年9月17日月曜日

テストで8点とった男が1から考える英語

「日本人は日本語が出来ればそれでいいじゃん」と思ったことがある人へおくる不定期連載。

学校で習う英語がよくわからないのは、なぜか?
「頭の出来が悪い」で片付けられがちですけど、私はそうは思わないんですよ。

何故ならみんな、英語より数倍難しい日本語を使えているから。

そう、日本語は日本人なら誰でも理解できるんですよ。
でも、英語は苦手という人は多い。
それはなぜか?

私が思うに、英語を日本語で理解しようとするからなんじゃないでしょうか?

もう大昔の事なのでよく覚えていないんですが、英語の教科書ニューホライズンの一番最初に覚えるのは
My name is Mike.
とかそんなんだったような気がします。
最近は I'm Mike. とかも書かれているらしいですが。
まあ、一般的に「be動詞」と呼ぶアレですよ。
「My (私の~) name (名前) is (~です) Mike (マイク)」とかなんとか習ったと思います。

はい、もうダメ。
はい、終了。
何がダメって「動詞」っていう小難しい日本語で教えるところがもうダメ。
いや、まだ動詞なら何とかわかりますが、助動詞とか副詞とかなると「そんな日本語、日常会話に出てコネーよwww」となります。

「じゃあ、どうやって教えるんだよ」って言われそうですが、もっと原始的なところから教えるべきだと思うんですよね。

例えばですよ?
ラノベよろしく、あなたが異世界に飛ばされたとします。
しかし、そこは、都合よく日本語が通じない異世界でした。
そこで、自分の名前を相手に伝えたい場合どうします?

大抵の人は、自分を指差して自分の名前を連呼すると思います。

それです!

My name is Mike. が伝えたい心の動きは、それとまったく同じなんです。

自分を指差して「マイネーム」、いやもっと単純に「アイ」でもいいんです。
そして自分の名前「マイク!」って言えば、大体伝わるんです。

「おいおいbe動詞どこいった?」ってなりますけど、be動詞は全然重要じゃないんです。
ここで重要なのは、自分を指差すこと、そしてその名前を”誰か”に伝えようとすることなんです。
be動詞は「指差した自分」と「名前」を格式ばってつなげるだけの意味しかありません。
だから、I'm とかてきとーに省略しちゃったりするわけです。

My name is Mike. は、そうゆう意味の文章なんです。
決して、「My 私の~ name 名前 is ~です Mike マイク」じゃないんですよ。

表面的には、同じことを言っているように見えるかもしれません。
でも、内面的にはまったく違うということを理解して、初めて英語が本当に理解できると思います。







Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...