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2012年9月8日土曜日

テストで8点とった男が1から考える英語

「日本人は日本語が出来ればそれでいいじゃん」と思ったことがある人へおくる不定期連載。

ええ、私も高校生の時、そう思いました。
高校の英語のテストで8点とるくらい嫌いでしたから。
もちろん100点満点のテストですよ?w

英語が嫌いな人は、英語の何が嫌いか考えたことあります?
私の場合は、とにかく「理論で教えてくれない」でしたね。
たとえばThis is a pen. This is an apple.
物が一個の場合で、頭文字が母音以外なら a 母音なら an をつけなさい。
って習いました?

「どうして?」って思いませんでした?

「とにかく、そうなんだから丸暗記しなさい。テストに出ますよ」ってパターンですよね。
それでは知的好奇心も共感も芽生えようがありません。

でも、論理的に考えるなら「a a や a e などの母音の並びは、ネイティブの人は言いにくいので、自然な発音がしやすいように a を an にしただけ」となるはずです。

こうゆう『発音しにくいから、言葉を変える』という行為は日本語でも同じなんですよ。
例えば『良い話』と『立ち話』どっちも『話』ですが『はなし』と『ばなし』で言いやすいように自然と変えています。
『いいばなし』とか『たちはなし』とか違和感ありますよね?

「なるほど」って思いました?そう思ったなら英語を学ぶ素質があると思いますよ。

英語を使うイギリス人も、私達、日本人と同じ「人間」なんです。
その同じ人間が使う「言葉」は表面はまったく違うように見えても、根本は一緒のはず。

言葉を学ぶということは、それを使う人達を知るということだと思います。

…どうです?ちょっと興味わいてきました?




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