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2014年1月7日火曜日

Ableton LiveとiMiniでクラップを作ってみた


『iPadがあれば、高価な音源は必要ない』


いやもうね、DTMするために何十万円もかける時代は終わりましたよ。
iPadとAbleton Liveがあれば、大抵の事はできます。

というわけで、今回はiMiniを使ったクラップの作り方を書きます。
キックやスネアなんかは特に難しい事考えずにプリセットを使ってもいいんですが、クラップだけは普通のシンセには難しくて、どうやっても「コレジャナイ感」が出てしまいます。
そこでAbleton Liveでサンプリングして加工します。

まあ、文章で書いても、ちょっと面倒なので動画にしました。



フルスクリーンで見ると文字も判別出来ると思います。
これはAbleton Live 8を使いましたが、特殊なことはしていないので廉価版のLive Introでも可能です。
(EQ EightでやっていることはAuto FilterやEQ Threeで代用できます)
今なら20%オフ(1/15まで)なので、例えばnanoKey2を買って、バンドルされているクーポンを使えば3000円以下でAbleton Live Introが手に入ると思います。



さて、動画で何をやっているか軽く解説しましょうか。
まず、iPadとMac miniをケーブルでつなげてiMiniのスネアをサンプリングします。
(Line入力端子やマイク入力端子の無いパソコンだとオーディオインターフェイスが必要です)
これを元にクラップを作っていきます。

まず、サンプルのボリュームエンベロープをいじって、ノコギリ状にします。
こうすると複数の手を叩いた感じがでます。
その後、イコライザーで200Hz以下の低域をばっさりカットします。
Auto Filterを使ってもいいですよ。
そして1KHz周辺の中域を持ち上げます。
これでかなりクラップらしい音になります。
最後に少しだけ高域を落として完成です。

作ったクラップをリサンプリングして波形データにします。
それをドラムサンプラーのImpulseにドラッグアンドドロップすればOK。
あとは自由にシーケンスを組んで世界で唯一、自分だけのサウンドを楽しみましょう。



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