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2012年5月26日土曜日

iKaossilatorでTechno

テクノと聞いて普通の人が思い浮かべるのは、YMOやPerfumeだと思う。
実際、私もそうだった。

でも、そうゆうのはテクノ・ポップというジャンルになるらしい。
だからテクノといえば、デトロイト・テクノなのだ。

なにそれ?という人の方が圧倒的に多いと思う。
30年も昔のジャンルだし。
そもそも歌ものですらない。
ギターもボーカルもない、ドラムやパーカッションにシンセサイザーやサンプラーがミックスされたダンスミュージックのことを指す。

デトロイトというのはテクノが生まれたアメリカの都市の名前で、黒人街でもある。
テクノは、過去にアフリカから奴隷として連れてこられた黒人達のビートと現代の楽器が結びついて出来た音楽ともいえると思う。

まあ、細かいことは気にしなくてもOK。
ドラムをドンドコ鳴らして、シンセのリフを乗っければ、テクノと言えちゃうのだ。
だからiKaossilatorとの相性も良い。
というわけで、さくっと作ってみました。



単調なんだけど、こう同じリズムが続くと、なんか気持ちよくなるね。
じっとして聞くタイプの音楽じゃないと思う。
四つ打ちにあわせて頭をふりふり聞いてみてください。

「機材があれば誰にでも作れる」というのがテクノの面白いところで、めんどくさい音楽理論は抜きに、気持ち良い音を探して鳴らせば、それで良いんです。
「iKaossilator買ってみたけど、すぐ飽きた」という人は、こんなの作ってみたらどうでしょう?

ちなみに、上の曲の作り方はいたって簡単。
5つあるトラックの右から、音色の109番4Kick4Uで32/16の長さの四つ打ちを作って、110番のClapを重ねて、111番のHihatを16/16で刻めば、ドラム部分はできあがり。
キックがずれて上手く打ち込めないという場合はQuantizeを8にすると楽になりますよ。
あとは8/16でベースを作って、16/16でリードを作りました。
キーとかスケールとかは適当で大丈夫。
それをリアルタイムに鳴らしたり鳴らさなかったりすればOK。