今回はペイントアプリでも音楽アプリでもない、Ascension:Chronicle of the Godslayerというゲームを紹介します。
iPadではゲームを殆どやらないんですが、これはハマりました。
どうゆうゲームかというと『カードゲーム』です。
といっても、最近問題になっているようなガチャでレアを集めるタイプのカードゲームではありません。
いわゆる『ボードゲーム』に近いカードゲームです。
もっとぶっちゃけると、マジック：ザ・ギャザリングとドミニオンからインスパイアされたゲームです。
わたしは昔、MTGの大ファンだったので友達とよく遊んでいました。
そんな私がMTGのようなカードゲームであるAscensionにハマらないはずがない。
Ascensionは、もともとドミニオンという、ゲーム賞を総なめにした『デッキ構築型カードゲーム』の一種です。
AscensionをMTGプレイヤーにしかわからない表現をすると「ブースタードラフトをしながらプレイするカードゲーム」と言えます。
つまり、MTGのように強いレアを求めてパックを買い続けるようなことをしなくてもいいんです。
カードは最初から用意されているセットしか使いません。
さて、前置きが長かったですが、ゲーム内容について紹介しましょう。
見た目でもMTGっぽいでしょ？ｗ
それもそのはず、元プロMTGプレイヤーがゲームデザイナーとして参加しています。
画面下段に表示されている５枚のカードが手札です。
そして画面中央に表示されている６枚のカードをコストを払ってお互いに取り合い、自分のデッキを作っていきながらプレイするゲームです。
リソース（資源）は白い三角のアイコンの「ルーン(RUNES)」と赤い丸のアイコンの「パワー(POWER)」の二つです。
MTGでいうマナとアタックポイントみたいなもんです。
そして★のアイコンの「名誉点(HONOR)」をモンスターを倒すことで獲得していって、０になった時、名誉点が一番高いプレイヤーの勝ちとなります。
同点の場合は後手が勝つようです。
勝利条件はMTGとは違いますね。
MTGのようにお互いを攻撃するゲームではなく、場にあるリソースを取り合うゲームといえます。
カードは６種類あって、「Common（土地のようなカード）」「Enlightened（青のようなカード）」「Lifebound（緑のようなカード）」「Mechana（アーティファクトのようなカード）」「Void（黒のようなカード）」「Monsters」にわけられています。
色もMTGっぽいですが、内容もMTGっぽいですｗ
青はドロー系のカードが多いです。
緑は集めると特殊な効果を発揮するカードが多いです。
黒というか紫は、手札をすてたり自虐的な感じですがパワーは強いです。
茶色はちょっと特殊なカードが多いです。
そのまんまでしょ？ｗ
これらのカードを上手く取ってきて自分のデッキをつくります。
場の流れや相手次第で最適なデッキが毎回変わります。
そこを読みながら勝つのがこのゲームの面白いところでしょう。
最後に、勝つためのポイントを。
このゲームで重要なのは場にあるカードの中で「どれが一番強いか」を判断することです。
一見、同じようなカードでも必ず優劣があります。
強いカードを取っていくことが、勝利への近道です。
それから「弱いカードを取らない」ことも重要です。
取ったカードは全てデッキに組み込まれるので弱いカードを集めてしまうと強いカードがなかなか出てこなくなります。
それに弱いカードを取った後に強いカードが出てしまうと相手を助けることになるからです。
ちなみに私が序盤で真っ先にとるカードはコンストラクトと呼ばれる、MTGでいうとエンチャントのようなカードです。
アセンションはコンストラクトを捨て山に送るカードが７枚しかない上に完全に除去することができないので、強力なコンストラクトカードを序盤でゲットして維持しきれたら、かなりのアドバンテージを手にすることができます。
とまあ、こういった考察を重ねていく思考型のゲームなので、好きな人はぜひ一度やってみてください。
オンライン対戦も賑わっているので対戦相手に困ることもありませんよ。
iPadのタッチパネルはこういったアナログシミュレート系が大得意ですから、実際にカードでプレイしているように遊べます。
それと実はこれアナログボードゲームとしても売っているのでアマゾンで実際のカードセットを買うことも可能です。
こっちは日本語版があります。
これ一つ買えばリアルで友達とカードを使って遊ぶこともできますよ。
※日本語ルールのPDFがありました。
http://boardgamegeek.com/filepage/58447/japanese-rulebook?
