iPadミュージックではAudiobusで盛り上がっていますけど、iPadペインティングでも、横の連携はできるんですよ。
「音楽はAudiobusとか面白い試みがあっていいなー」って思っていたんですが、絵の方だって、やろうと思えば、アプリ間の連携くらいやれるよねって思い出しました。
現在、最強のペイントアプリといえばProcreateですが、エフェクトやカラー編集の部分がちょっと弱いわけで、その足りない部分を他のアプリで補えばいいわけです。
で、いろいろ試した結果、Adobe Photoshop Touchが一番いいなという結果になりました。
ArtStudioとかSnapseedとかも試してみたんですが、一番わかりやすくて、一番高機能なのがPhotoshop Touchでした。
ArtStudioは、一つのアプリで何でもできるんですが、何でもやろうとするあまり、どっちも今ひとつなんですよね。
おや?まるで私のような…w
ProcreateとPhotoshop Touchで、どうやって画像データのやり取りをするかと言うと、クリップボードを使います。
iOSの標準機能としてクリップボードがあって、そこに画像データをコピーしたり、ペーストしたりが最初からできるんです。
音楽で言えばオーディオコピー/ペーストみたいなものですね。
クリップボード機能を使ってレイヤー1枚をまるまるコピーしたりペーストするわけです。
やり方はとても簡単。
Procreateでは、レイヤーを右フリックで出るレイヤーオプションでコピー。
スパナアイコンからCanvasタブのInsert an image fromからClipboardでペースト。
Photoshop Touchでは、鉛筆アイコンからコピー、ペーストができます。
こうやって、レイヤーをやりとりすれば、Procreateで描いたデータをPhotoshop Touchにもっていって、エフェクトをかけた後に、Procreateに戻す、といったことが可能です。
Photoshop Touchが発売されたばかりの頃は、Retinaにも日本語にも対応していませんでしたが今ではしっかり対応しています。
各種テクニックが学べるチュートリアルまで日本語になっていますから、レタッチ技術の基礎を勉強するためだけでも価値がありますよ。
今後は、このProcreateとPhotoshop Touchの連携技を開拓していこうかと思います。